長澤まさみ ドラマ「ラスト・フレンズ」第11話・最終話!
長澤まさみのドラマ「ラスト・フレンズ」第11話・最終話です。
美知留(長澤まさみ)は、自ら命を絶った宗佑の遺書を見つけます。
遺書には、自分が生きている限り美知留を縛りつけてしまうから、自由にしてあげるためには自ら心臓を止めるしかない、などと綴られていました。
同じころ、モトクロス全日本選手権の関東大会で優勝した瑠可は、記者会見に臨んでいました。
週刊誌で瑠可のことが取り沙汰されたこともあって、会場には大勢の取材陣が詰めかけていました。
そこで瑠可は、男でも女でもなくひとりの人間として自分を応援してくれた家族や友人に支えられてここまでくることができた、と堂々とした態度で答えます。
あくる日、シェアハウスに美知留の母・千夏から電話が入ります。
千夏は、美知留を捜しているようでした。
そこで初めて宗佑の死を知った瑠可やタケルたちはショックを受けます。
ほどなく、瑠可のもとに、美知留からのハガキが届きます。
そこには、「レースに行けなくてごめんなさい。私は一人でやっていきます。心配しないで下さい」とだけ書かれていました。
そのころ美知留は、かつて千夏と暮らしていた港町にいました。
そこで、千夏の知り合いだったシズエに出会い、彼女が経営する旅館の仕事を世話してもらいます。
そんな折、美知留が妊娠していることが判明します。
4週目でした。
医師は、出産にリスクが伴う可能性があると美知留に告げます。
それから数日後、千夏が美知留のもとにやってきます。
シズエから連絡をもらったのだといいます。
美知留が出産を決意していることを知った千夏は、子どもは生きていくのに足手まといなると告げます。
美知留は、そんな千夏に強く反発します。
そのとき、ふいに吐き気に襲われた美知留は、部屋を飛び出します。
美知留の意志が固いことを知った千夏は、美知留の背中をさすりながら励まします。
それから数ヵ月後。
仕事を終えたエリの前に、花束を持った友彦が現れ、いきなりエリに求婚します。
エリと友彦の結婚式には、瑠可とタケルも出席します。
ふたりは、幸せいっぱいのエリたちを心から祝福します。
シェアハウスは、瑠可とタケルだけになります。
その間も瑠可のことをずっと見守っていたタケルは、ある日、美知留を迎えに行こう、と瑠可を誘います。
ふたりは、タケルが借りてきたバイクで美知留の行方を追い、彼女が高校卒業と同時に移り住んだ町・銚子へと向かいます。
銚子に到着した瑠可たちは、美知留を探します。
手がかりを得ることができなかったふたりは、海岸にテントを張って夜を明かすことにします。
そこでタケルは、姉との間にあったできごとを瑠可に打ち明けます。
親が離婚し、連れ子同士の姉弟。
姉はタケルを味方にしようと性的虐待をしていた、とつらい過去を話します。
タケルは、そのときのことがトラウマになって、女性の体が怖くなってしまっています。
あくる朝、瑠可たちは再び美知留の行方を捜し始めます。
ところがその途中、ふたりの乗ったバイクがトラックと接触しそうになり、転倒の衝撃で瑠可が頭にケガを負ってしまいます。
タケルは、瑠可を市内の病院に連れて行きます。
幸い、瑠可のケガは軽症でした。
病院を後にしようとしたとき、タケルは、美知留の姿に気づきます。
美知留は産科で診察を受けていました。
瑠可とタケルは、美知留が暮らす寮を訪れます。
そこで美知留は、自分の思いをふたりに打ち明けます。
瑠可、は美知留とともに生きていきたい、と告げます。
タケルも、自分が父親になってもいいからみんなで暮らそう、と続けます。
と、そのとき突然、美知留が産気づきます。
瑠可とタケルは、美知留をタクシーで病院まで連れていきます。
美知留は、難産の末、女児を出産します。
美知留は、その女の子に、瑠可とタケルと自分の名前をとって「瑠美」と名付けます。
美知留、瑠可、タケル、そして瑠美の4人は、シェアハウスに戻ってまた一緒に生活を始めます。
こうしてドラマは終わります。
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