川口春奈 ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」第5話!

2024年3月9日

川口春奈のドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」第5話です。

黒川の部屋で11年前の『東央大学生殺人事件』に関するファイルを見つけた楓(川口春奈)は、弁護士になった理由と事件の関係を尋ねます。

開南高校フェンシング部の顧問・高松洋介が弁護士事務所を訪ねてきます。
エースの藤里瞬が練習中に心停止で倒れ、業務上過失傷害で在宅起訴が決定してしまったので助けて欲しいという依頼です。

部活の指導中、剣で突いたエース選手・藤里が不整脈による心停止で倒れ、一命は取り留めますが現在も自宅療養中です。
高松は必要以上に強く突いた可能性はないと話し、事故当日の藤里にも変わった様子はなかったとい言います。

翌日、黒川と楓は藤里家を訪ねますが、母親に門前払いをくらい本人には話を聞けません。

高松を信頼する教頭と部員たちは、高松と藤里の間にトラブルはなかったと話し、協力的な副部長・田代は高松のためなら裁判で証言してもいいと申し出ます。

事務所に戻った黒川は、事故当時のフェンシング部の練習が映り込んだ映像をチェックします。
練習がかなり厳しい様子がわかりますが、高松が藤里を突いた瞬間、映像にノイズが走り事故の瞬間はよく見えません。

そんな中、かつて楓が所属していた大手弁護士事務所での悪質なセクハラが表沙汰になりなます。
被害を受けていた楓の元にも週刊誌からの取材以来が殺到します。
楓は、事件が再び話題となり、当時の辛い記憶に思い悩みます。

高松の弁護側証人尋問の日がやってきます。
証言台に立った副部長・田代は、突然法廷で高松の体罰を告発します。
さらに、藤里が高松から体罰を受けている映像を再生し、法廷は大混乱に陥ります。
生徒からのセンセーショナルな告発で高松は世間からバッシングを受けます。

誹謗中傷により高松が追い詰められていく中、再び高校を訪ねた黒川は以前田代と話していた生徒・森吉が科学部の部室に入る姿を見かけます。

事務所に戻った黒川たちは、事故時の映像を再検証します。
体育館の壁に立て掛けられたパイプ椅子を見た黒川は、石和が雑談で口にした「地下室」という言葉から何かを閃きます。
早速高校を訪ねた黒川は体育館の床下が収納庫になっていることを確認し、床の裏側の一部が焦げているのを見つます。

翌日、黒川は楓と秋保と共には高校科学部部員の森吉を訪ねます。
「倫理を失えば、科学は容易に他人を傷つける凶器へと成り替わる」という秋保の言葉を聞き、森吉は静かにうなだれます。

次の弁護側証人尋問の日がやってきます。
証言台に立った秋保は無線で送電を行うことができる「テスラコイル」という装置について説明します。
体育館の床下に設置されたテスラコイルから、細工されたフェンシングの道具に電気が送られ、高松の剣が藤里を突いた瞬間に心停止を引き起こすのに十分な電流が流れたと主張します。
事故の瞬間、映像にノイズが入っていたのは電磁波の影響でした。

続いて証言台に立った森吉は、自分が装置を作ったことを認めます。
いじめを受けていた森吉は、田代たちから装置を作るように命令され、断ろうとしたところを藤里本人から頼まれたと証言します。

そして、検察側の証人として証言台に立った藤里は意外な事実を告白します。

実力があるために高松から目をかけられていた藤里は部内で孤立。
オリンピックも夢ではないという高松と親の期待を重く感じていたものの、部活を辞めることが許されず死ぬしかなかったと話します。

藤里は高松からフェンシングを奪うために田代たちと共謀し、高松の突きで自分が死ぬ計画を立てたと証言します。
法廷で自暴自棄になる藤里に、黒川は苦しくても犯した罪は償わなければいけないと話し、生きて償って立ち直って欲しいと言葉をかけます。

数日後、高松に無罪判決が下ります。

楓は第三者の自分が無理やり知ることではないと、11年前の『東央大学生殺人事件』のファイルを黒川に返します。
しかし黒川は、秋保が楓も知っていいと言ったなら問題ないとファイルを受け取りません。
中には『受刑者 獄中で自殺』『被害者の秋保彩花さん』という記事がありました。

GINGER(ジンジャー) 2018年 11 月号