川口春奈 ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」第7話!

2024年3月9日

川口春奈のドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」第7話です。

楓(川口春奈)は、秋保の妹を殺したとされた浅間が黒川の幼馴染であること、自殺した浅間の冤罪を信じる黒川に被害者遺族として複雑な思いを抱きつつ秋保が黒川のサポートをしていることを知ります。

そんな中、黒川と楓は、湯布院の代わりに資産家の乗鞍権三郎の殺人を疑われている若妻・満里奈の弁護を担当することになります。

練炭による一酸化炭素中毒で亡くなった権三郎が無理心中を図ったという満里奈は、自らも中毒症状で病院に搬送されていますが、事前に練炭を買っていたことなどから殺人を疑われています。

そして、乗鞍の体から出てきた睡眠薬は、満里奈の私物でした。
事件の二日前に財産分与の資料を家から持ち出して貸金庫に移したことなど、状況証拠が揃います。

乗鞍家の廊下の防犯カメラ映像から、満里奈は一酸化炭素の充満した部屋に1時間以上いたことになります。

 
翌日、黒川と楓、穂香は乗鞍家へ向かいます。

権三郎の前妻の息子・肇は、練炭を焚いている間に満里奈が窓から外に出て、権三郎が死んでから戻ったに違いないと話します。

公判の日、若者の目撃証言から満里奈が事件時間に窓から外出していたと主張する検察に対して、黒川は目撃証言が捜査機関の誘導だったこと、庭のセンサーライトが反応していなかったことを根拠に反論します。

湯布院は満里奈がかつて弁護の担当したことのある投資詐欺に遭った一家の子どもであることを思い出します。
その一家は訴訟の準備を進めている途中で練炭心中を図り、奇跡に子供達だけが助かりました。
弟の方は脳障害を起こして親戚に引き取られています。

その投資詐欺には乗鞍権三郎が関わっていました。
満里奈には乗鞍を殺す動機がありました。
黒川と楓は満里奈に会いにいきます。

黒川は満里奈に「部屋から出ていないのか」と聞きます。
満里奈は部屋から出ていない、殺していないと言い張ります。

満里奈の弟が入院する病院が分かりますが、弟の入院費を払っていたのは満里奈でした。
黒川は決定的な証拠を発見してしまいます。
現場の写真に写り込んだ二酸化マンガンのパッケージです。

楓は、「どうして満里奈さんは湯布院さんに弁護の依頼してきたんでしょうか。もしかしたら気づかれたかもしれないのに」と声をかけます。

黒川は命がけの実証実験を決意します。
秋保の協力の元、当時の状況を再現します。

乗鞍が死に至る30分の間、満里奈が過酸化水素に二酸化マンガンを加え酸素を作り出した様子を黒川は命がけで再現します。

黒川と楓は満里奈に会いに行き、満里奈がなぜ無事だったか検証したと報告します。
満里奈は乗鞍に弟のことを切り捨てろと言われたことから、両親を自殺に追い込んだ乗鞍を殺してやろうと決意したと告白します。

黒川は「罪を認めてもらえれれば情状弁護に切り替えて少しでも刑罰が軽くなるようにする」と提案しますが、麻里奈は拒否します。

最終弁論前、麻里奈の弟の容態が急変します。
麻里奈の弁護を解任になった黒川ですが、最終弁論の傍聴に行きます。
黒川の姿を目にした麻里奈は
「本当は気づいて欲しかったんじゃないんですか?」
「僕は麻里奈さんに救われてほしい」
「罪を背負ったままでは救われることはないと思います」という言葉を思い出します。

証言台に立った麻里奈は
「この場合も自首って言うの?私は夫を殺しました」と話し始めます。
傍聴席の黒川に
「もう一回弁護を引き受けてくれない?救われなくていいと思ってた。でも」と声をかけます。

黒川は「弁護士として僕がやったことが正しかったのか」思い悩みます。
楓は「満里奈さんが選んだことです。正しかったのかわからないってことは正しかったのかもしれないってことじゃないですか」