吉高由里子 ドラマ「光る君へ」第11話「まどう心」!

吉高由里子のドラマ「光る君へ」
第11話「まどう心」です。

兼家の策略により花山天皇が退位し、まひろの父・為時は再び官職を失うこととなってしまいます。

まひろは左大臣家の娘・倫子に父が復職できるよう口添えを頼みますが、摂政となった兼家の決定を覆すことはできないと断られます。

そこでまひろは、東三条殿へ赴き、為時に官職を与えて欲しいと藤原兼家に直談判します。
藤原兼家は「一度自分に背いた者に情けはかけない」と一蹴します。
長年、兼家の間者だった為時はその役目から離れたいと伝え、許しを得ていました。

一方、東三条殿では道隆の嫡男・伊周らを招いて宴が催され、栄華を極めようとしていました。

落ち込むまひろが屋敷に戻ると、為時の友人・藤原宣孝が訪ねていました。
宣孝は、直談判したというまひろの度胸を感心し、家計が心配なら、有力な婿を取ることを助言します。
しかし、まひろは気乗りしません。
まひろの心には、藤原道長の存在がありました。

摂政となった兼家は、息子達を次々と出世させていきます。
そして兼家の孫・懐仁親王をわずか7歳で一条天皇として即位させます。
また花山院(花山天皇)の異母弟「居貞親王」(のちの三条天皇)が新たな東宮になります。

一条天皇が即位する日、藤原道長は内裏の警備をしていると、大内裏から悲鳴が聞こえてきます。

なんと、高御座(天皇の玉座)に子供の生首が置かれていました。
道長はすぐに首を捨てに行かせ、目撃者達に他言無用と念押しします。

こうして即位式は何事もなく行われました。
このことを知った兼家は、道長の機転を褒めます。
そして事件の犯人は花山院の仕業だと推察します。

ある日のこと、まひろのもとへ、道長から恋文が届きます。
2人はいつものように廃邸に訪れました。

そこで、藤原道長はまひろへ、妻になって欲しいと告げます。
しかし、それは、「北の方」(正妻のこと)ではなく、妾としてでした。

まひろは、その想いを受け入れることができません。

道長はとうとう怒り、その場から立ち去ってしまいます。
ひとり残されたまひろは、途方に暮れます。