有村架純 映画 夏美のホタル 先行上映 自分探しの旅!

2019年10月19日

有村架純の話題です。 

有村架純主演の映画『夏美のホタル』です。

有村架純は、
写真家になる将来の夢を持つ夏美を演じます。
大学の写真学科に通っています。

恋人役、慎吾を、工藤阿須加が演じます。
同じ写真学科の学生です。

同級生が写真コンテストで賞をとります。
恋人の慎吾とお祝いの飲み会に参加します。
慎吾は、
写真家としての才能が自分にあるのか思い悩みます。

その夜、二人はベッドを共にします。
一瞬ですが、
有村架純のセクシーな下着姿が映ります。

慎吾は、新潟の造り酒屋のあとを継ぐ、
そう夏美に話します。

夏美はなにも答えません。

次の日、颯爽とバイクを駆る夏美の姿が映ります。
自然のなか、風を切ってバイクは進みます。

新人歌手Uruのデビュー曲「星の中の君」が流れます。
素敵な曲です。

夏美にとって自分探しの旅、
子供の時、
父親に連れて来てもらった場所、
昔、橋の上から見たホタルの美しさ、
夏美の思い出が蘇ります。

亡くなった父がなにを思っていたのか、
知りたくて同じ場所にやってきます。

橋の上にテントを張り、
ホタルを探しますが見つかりません。

夏美は、雑貨店に寄ります。
「たけ屋」という小さな店です。

その店には、地蔵さんとヤスばあさんがいました。
夏美にとっては運命的な出会いです。

夏美はたけ屋に泊めてもらうことになります。
地蔵さんは夏美のホタル探しにつきあってくれます。

優しい地蔵さんたちに触れて、
夏美は自分を見つめなおします。

地蔵さんは、
建設現場の事故で障害を負ってしまっています。
歩くこともままならない状態、
妻とは離婚、子供とも離れ離れになってしまいます。

地蔵さんの友人、雲月は仏像彫りをしています。
やはり家族とは別れて暮らしています。

夏美のところに慎吾もやってきます。
慎吾は、夏美に将来のことを話しに来ます。

新潟に一緒に行こう、
気持ちを打ち明けますが、
夏美は本気でぶつかっていない、
夢をあきらめる慎吾に辛くあたります。

そんなある日、
地蔵さんが動脈硬化で倒れて病院に運ばれます。

意識を取り戻した地蔵さんですが、
別れた妻と息子が病院に来てくれます。
喜びの涙を流す地蔵さんです。

慎吾は決断します。
今まで、自分に自信が無いのを
夏美のせいにしていた。
自分は酒屋を継ぐ、
別れよう、
夏美の写真が大好きだから!
そう言って列車に乗り込みます。

走りゆく列車をバイクで追いかける夏美が映ります。
夏美は涙が止まりません。

地蔵さんは夏美の父親のことを覚えていました。
仲間を事故で亡くし、悩んでいたそうです。

夏美は、父親が自分のために夢をあきらめた、
ずっとそう思っていました。
けれど違っていました、
夏美の父親は幸せだった、地蔵さんは言います。

夏美の心の重荷が軽くなっていきます。

そして、夏美は川に向かいます、
そこにはホタルの群れがいました。
美しい映像です。

間もなく、
地蔵さんは治療の甲斐なく亡くなってしまいます。

お葬式には慎吾もやってきます。
悲しみにくれる夏美、
雲月に地蔵さんの木像を作ってもらうように頼みます。

そして3年後、新潟ナンバーの車で、
慎吾と夏美はたけ屋にやってきます。
なんと、夏美のお腹には赤ちゃんがいます。
地蔵さんの木像に知らせにきました。

夏美はプロの写真家、
というセリフを聞くことができます。
夢をかなえたのでしょうか。

あれからふたりに何があったかはわかりませんが、
強いきずなで結ばれたようです。

パパとママのところに生まれてきてくれてありがとう、
そういっぱい言ってあげよう、
そんなセリフで映画は終わります。

心洗われる素敵な映画です。

映画『夏美のホタル』予告編

夏美のホタル [DVD]