長澤まさみ 映画「散歩する侵略者」スペシャルトークイベント!

2019年8月12日

長澤まさみの話題です。

長澤まさみが公開中の映画「散歩する侵略者」のスペシャルトークイベントに、黒沢清監督、映画評論家の樋口尚文氏とともに登壇しています。

長澤まさみ、意外な悩み? 「昔からやる気がないと言われる」 映画「散歩する侵略者」トークイベント1

映画宣伝ではずっと黒の衣装でしたが、
今回は、華やかな赤のシャツで登場、観客を魅了しています

長澤まさみ、赤と黒のエレガントな秋コーデ 映画「散歩する侵略者」トークイベント2

今回、黒沢組(黒沢監督のもとでの撮影)を初めて経験しての感想を聞かれ、
「油断をしていると撮影がどんどん進んでいって終わっちゃうような現場でした。監督、撮っていくのが早いので、そのペースに負けないように、お芝居を準備していかないと、というプレッシャーが日々あったという感じでしたね」

黒沢組に入る前に噂などは聞いたか尋ねられると
「たぶん(松田)龍平くんから聞いたんだと思いますけど、『黒沢監督の現場は一発本番らしいよ』っていう風に言われて、それは聞いておいてよかったなって、撮影初日に思いましたね」

そんな長澤はどんな感じだったか尋ねられた黒沢監督は、
「とにかく芝居が上手い方でした。上手いんだろうと思っていたんですけど、その前の打ち合わせでは『はい…』とか『やってみまーす…』とか煮え切らない感じで、嫌がっているのかと不安な気分でビクビクしていました」

「この煮え切らなさがこの方の独特な個性なんだなってだんだん分かってきて、途中でこちらも楽にやりましたけど、最初は怯えていました。ただ芝居となると、一気に自分がやるべきこと、物語上、なにを望まれているかというのを瞬時に理解して、あっという間に素晴らしい演技に到達できる方でしたね」

黒沢監督からの言葉を受けて長澤は、
「嫌がっていないですけど、昔からよく言われるんですよね。“やる気がなさそう”とか“怒っているの?”とか…」と言い、
「自分のそのときの感情を人に伝えるのが恥ずかしいタイプですね」

楽しいトークイベントです。