堀北真希 映画「逆境ナイン」!
堀北真希の映画「逆境ナイン」です。
2005年の映画です。
堀北真希は16歳、まだ新人の頃です。
初々しさが漂っています。
このあと、ドラマ「野ブタ。をプロデュース」に出演、ブレークします。
映画はなんともハチャメチャなコメディーです。
廃部寸前の高校野球部が、不屈の闘志で数々の“逆境”を乗り越えていく姿をコミカルに描いたスポ根コメディ。
島本和彦のコミックを映画化しています。
全力学園野球部キャプテン不屈闘志は校長から野球部廃部を勧告されます。
理由は全戦全敗の野球部にグランドを使う資格など無い。
グランドは全国大会に出場するサッカー部のために整備する予定だと聞かされます。
まさに逆境!
不屈は咄嗟に春の甲子園優勝校日の出商業と10日後に練習試合で叩きのめして甲子園に行くことを約束してしまいます。
不屈のペースに乗せられた部員も試合にむけて猛練習に励みます。
試合当日、アクシデントに見舞われ出場できないレギュラーが続出します。
幸いにもピッチャー不屈とキャッチャーのバッテリーは健在でした。
しかし、試合前日キャッチャーが寝ぼけて不屈の腕を踏んでしまい脱臼してしまいます。
またもや逆境!
まだ左手があると試合を諦めない不屈に触発された部員が復活します。
ドシャ降りにも関わらず相手の到着を待つ全力学園野球部ナイン。
やってきた日の出商業野球部キャプテン神崎は豪雨を理由に試合を中止とし、不戦勝でも構わないと言って去ります。
どんな勝ちでも勝利は勝利。
浮かれた野球部ナインたちの勝利を認めない校長は野球部に刺客を送ります。
それは野球を知らないズブの素人監督榊原剛でした。
経験の無い榊原に不満を漏らすも無意味に説得力のある榊原に押されてついていくナインたちです。
地区予選まであと数日に迫った時、逆境が再び不屈を襲います。
地区予選日当日と赤点の追試が重なります。
不屈も成績が危ぶまれています。
猛勉強の結果、なんとか追試を免れた不屈ですが、他の5人のレギュラーが脱落します。
マネージャーの月田明子(堀北真希)が暇な学生たちを寄せ集めた即席ナインで地区予選に挑みます。
間違って相手高校の弁当を食べてしまったので、月田が別発注した『くされ弁当』が相手高校に渡ります。
相手高校では、お腹を壊した部員が続出します。
フェアじゃない試合に後ろめたさを感じた不屈に榊原がアドバイスします。
「それはそれ!これはこれ」
不屈は1回戦を無事に突破します。
部室で自分の失態に落ち込む月田の涙に惹かれた不屈は恋心を抱きます。
2回戦試合日に親戚と遊園地に行く予定が重なった月田の言い分を信じられず、なんと不屈自身試合を放棄して遊園地に行き、月田の様子を偵察します。
なんとか2回戦を勝利した全力学園野球部ナインが見たのは遊園地から月田と二人で楽しそうに帰宅する不屈でした。
一気に干される不屈ですが、腑抜けになった不屈には野球などもうどうでもよくなってしまいました。
不屈抜きで決勝に挑んだ全力ナイン。
相手はもちろん県下一の強豪、日の出商業です。
日の出商業の神崎は、何時にも増して猛練習を積んできました。
あの不屈をギャフンと言わせるためです。
不屈は榊原から「野球」か「かけがえのない女」かの鬼の二択を迫られます。
一方決勝戦では既に23対0という大差が付き、スナイパーの異名を持つバッター東郷によって全力ナインは全員ピッチャー返しの餌食になっていました。
全力ナイン全員が諦めかけていた時にピッチャー交代を告げるアナウンスが流れます。
「ピッチャー交代 不屈」
不屈は燃えに燃えていました。
迷いの無い不屈の渾身の力を込めた一球ですが、あっさりピッチャー返しを喰らってセンターまで吹っ飛んで気絶する不屈です。
ようやく気付いた時には既に9回裏112対0で全力学園側攻撃という凄まじい状況です。
残りのナインは返答がありません。
人生最大の大逆境に立たされた不屈はこの状況を打破すべく、ひとりで日の出商業に挑みます。
チームメイトに報いるためにも一人で戦う決意をした不屈。
審判が宣言、「透明ランナー制!」
そして、113対112で不屈は勝利します。
無茶苦茶なストーリーで終わりを迎えます。
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