広瀬すず 映画「ネメシス 黄金螺旋の謎」!

2023年12月24日

広瀬すずの映画「ネメシス 黄金螺旋の謎」です。

探偵事務所ネメシスの社長・栗田とアンナは椅子に縛られています。
そこにナイフを持った風真が歩いてきて栗田の首を刺す、という夢を今日も見ているアンナ。

最悪の目覚めで今日も、経営難の探偵事務所ネメシスに出勤します。

その日、ネメシスには久々に依頼が舞い込んでいました。
おじいさんの犬が誘拐されたので助けて欲しいという依頼です。
久々の仕事に、栗田と風真は張り切っていました。

探偵業の後にアンナは警備員のアルバイトをします。
ネメシスが経営難な上に一人暮らしを始めたため、お金が必要でした。

その日のアルバイト中、アンナは特殊能力を使って空き巣犯の逮捕に貢献しました。

また次の日もアンナは、あの悪夢を見て目覚め、事務所へ出勤します。
道すがら「窓」と名乗る男に声をかけられ、研究データを渡すよう脅迫されました。

「時間がない」と脅された直後、アンナと仲良しの刑事3人が交通事故に遭い死んでしまいます。

そのとき目が覚めますが、どうやらすべて夢でした。

けれど、夢だったはずなのに、アンナはなぜか窓の名刺を持っています。
この後、アンナは、黄以子や姫川など親しい友人が次々と死んでしまう夢を見続けました。

アンナは悩み、かつての敵・朋美のもとへ行きました。名刺の図形と数式を見せると彼女は「黄金螺旋の方程式くらい知っとけよ、めんどくさ」と吐き捨てます。

夢は少しずつ現実になっていきます。
あるとき凪沙が刺されて亡くなってしまいました。
さらに謎のバイク集団によって「窓」も殴り殺されます。
バイク集団はアンナのペンダントも奪っていきました。

しかし実は、ペンダントは偽物。
栗田の作戦のおかげでネメシスはバイク集団のアジト特定に成功し、彼らを取り押さえます。

ところが警察署に連行する途中、警察車両に大型トラックが突っ込み、仲良しの刑事3人が本当に事故にあってしまいました。
アンナは何が夢で何が現実かわからなくなり、気が滅入ってしまいます。

アンナが体調を崩し自宅で休んでいると、風真が家にやってきました。
風真のカバンには偶然電波探知機が入っており、それがアンナの部屋で何かを感知します。

機械を使って調べていくと、寝室の壁の奥に巨大なマシーンインターフェイスが見つかります。
どうやら機械を通して、杏奈の夢は操作されていたようです。

夢が人工的なものだったと知ったアンナは、こちらから夢を利用してやることにしました。
夢の中で“能力“を使うと、風真の姿が解けて窓が正体を表しました。
風真が怪しげに見えたのは窓の策略だったのです。

さらにアンナはたくさんのヒントに気が付きます。
夢の中の殺害現場の位置を地図上で並べると、黄金螺旋の図形と正方形との交点でした。
夢の中の事件は徐々に杏奈に近い存在へと、螺旋を内側に進んでいっていたのです。

事件現場を特定したアンナは次の殺人事件を未然に防ぎ、黄金螺旋の中心地に敵のアジトがあるのではないかと特定します。
そこはずっと閉店の張り紙をしていた古着屋でした。

アジトに乗り込むと、殺し屋たちが襲い掛かります。
しかしチームネメシスの2人が味方をしてくれて、なんとか3人は先に進ことができました。

地下に進むと、場面がマシーンインターフェイスによって作り出され、杏奈と殺し屋たちは場面を転々としながら戦闘を続けることになります。

しかし天才ハッカーの仲間の力を借りて、アンナたちは殺し屋に仲間うちで殺し合いをさせることに成功しました。

戦いが終わってさらに地下を調べると、そこには凪沙がバイク集団とつながっていたことを示す写真がありました。
凪沙は富裕層にアンナのデータを渡さないために、アンナのデータを力づくでも奪おうとしていたのでした。

チームネメシスでは、風真が準備をしていた社長の還暦パーティ準備で大盛り上がり。
実は風真はずっと社長が欲しがっていた「ハリケンポリマー」の激レアフィギュアを取り寄せるために、密かに動いていたのでした。

アンナは実は凪沙に裏切られていた事実を心に留め、ある決断をします。
それは、父の形見であるこの研究データを破壊するということでした。

世界中のディスプレイに風真の映像が映ります。
風真は研究データを細かく分けて世界各地に転送し、元データは完全に破壊したことを報告しました。
世界が一つに手を取り合うことがない限り、ゲノム編集ベビーの技術が活用されることはなくなりました。