浜辺美波 映画『シン・仮面ライダー』用意周到な緑川ルリ子を演じる!

2024年4月14日

浜辺美波の映画『シン・仮面ライダー』です。

SHOCKERによってバッタオーグに改造されてしまった本郷猛は、緑川弘博士と緑川ルリ子とともに組織を裏切って抜け出します。
最初はプラーナによって得た力で人を殺してしまったことに戸惑う本郷でしたが、あるとき緑川弘が殺され、死に際にルリ子を託されました。

本郷は覚悟を決め、「仮面ライダー」を名乗りながらルリ子と協力してSHOCKERと戦うことに。
自分と同じように深い絶望を経験し「オーグメンテーション(強化手術)」を施されたオーグ達と戦っていきます。
中盤以降はルリ子の兄、緑川イチローと戦うことに。
自分の跡を継いだ第2バッタオーグも現れ、戦いはますます激化していくのでした。

バイク(サイクロン号)でトラックから逃げる本郷猛と緑川ルリ子。
崖に転落しクモオーグの手下にルリ子が捕まりかけたその時、仮面ライダー(バッタオーグ)に変身した本郷が参上し、手下を圧倒しました。

本郷はプラーナの力で、敵の命を殺めてしまった感覚に苦しみます。
この恐ろしい力を与えたのは、ルリ子の父、緑川博士でした。
彼が本郷を人体実験の被験者に選んだのです。

その後緑川親子はショッカー殲滅を計画し、本郷とともに組織を脱出します。
それを追ってきていたのがクモオーグでした。
そのとき突然屋根からクモオーグが奇襲を仕掛け、博士を殺害。クモオーグは小さなクモを忍ばせ、3人を追跡していたのでした。

博士を殺されルリ子も連れ去られそうになった本郷は、嫌悪する力を再びまとって、仮面ライダーとして逃げるクモオーグと対峙。
最後はライダーキックで倒しました。

本郷を改造しルリ子を追う組織・SHOCKERとは、人類を幸福に導く組織を名乗っています。
かつてSHOCKERを創設した日本のある大富豪は、AIのアイ、ジェイ、ケイを生み出しました。
しかし彼は「人類を幸福に導く命令」を残して自殺。
アイは命令を遂行するために「最大多数の最大幸福」よりも「絶望からの救済」を遂行しようとしています。

この思想を危険視した政府の男・立花と情報機関の男・滝が、ルリ子と本郷の力を借りようと話を持ちかけてきます。
こうして4人はアンチショッカー同盟を結びました。

次なる標的はコウモリオーグ。
バットビールスに感染したフリをしたルリ子と後から駆けつけた1号の見事なコンビ技でコウモリオーグも撃破しました。
続いてサソリオーグを政府軍が撃退。
次にハチオーグをルリ子が説得しようとします。
しかし説得には失敗して、退避中、ルリ子は自分が人工子宮から生まれた人型電算機であることを本郷に明かしました。

ハチオーグとの再戦では、まず仮面ライダーが空から急襲し、ハチオーグの洗脳サーバーを破壊します。
しかしハチオーグに情をかけた2人は彼女を殺せず、加勢に来た滝がサソリオーグの毒を盛った銃で撃ち殺しました。
その日の夜ルリ子は、SHOCKERの上級構成員である兄イチローがチョウオーグへ変身したことを感じます。
イチローは全人類のプラーナを、肉体のない「ハビタット世界」へ転送することを目論んでいました。

2人はすぐにイチローのもとへ向かいますが、本人とは戦えず、代わりに第2バッタオーグが送られます。
苦戦を強いられる本郷でしたが、ルリ子が一文字の洗脳解除に成功しピンチは脱したかと思われました。
しかしそのとき、ルリ子の背後から刃物が刺さります。背景に擬態したカマキリ・カメレオン(K.K)オーグの攻撃によって、ルリ子は帰らぬ人となってしまいました。

本郷が1人イチローのアジトへ向かうと大量発生型相変異バッタオーグが待ち構えていました。
劣勢に陥っていると、一文字が駆けつけダブルライダーキックが炸裂。
敵のバッタオーグを全滅させ、アジトへの道を切り開きます。

最終決戦、玉座を破壊されたイチローはついに変身後の姿を現しました。そして「仮面ライダー第0号」を名乗ります。
彼のヘルメットに狙いを定めた2人は死闘の末に一文字が頭突きでヘルメットを割り、ついにルリ子の意志を成し遂げます。
しかし相打ちでプラーナを使い切った本郷も泡となり消えてしまったのでした。

あとを託された一文字は再び1人になってしまったと落胆しましたが、戦闘現場に残されていたヘルメットには本郷のプラーナが遺されていました。
政府の男たちに頼んでスーツとバイクとヘルメットを慎重した一文字。
これからは本郷の意識とともに「2人で1人の仮面ライダー」としてショッカーとの戦い続けるでしょう。