深田恭子 映画「超高速!参勤交代リターンズ」!

深田恭子の映画「超高速!参勤交代リターンズ」です。

コミカル時代劇「超高速!参勤交代」の続編です。
老中の陰謀で湯長谷藩が取りつぶしの危機に陥り、藩主と家臣たちの逆襲が始まります。

参勤を終えた内藤らは湯長谷藩に戻ろうと江戸を発ちます。
牛久宿に着いた一行は、湯長谷で一揆が起こり、2日以内に事を収めなければ藩が取りつぶされることを知ります。

一行はまたもや超高速で、今度は湯長谷へと急ぐことになります。

一方、江戸では将軍吉宗の日光社参の恩赦により、老中松平信祝の蟄居が解かれていました。
湯長谷藩への復讐に燃える信祝は、尾張柳生家を使って湯長谷城を乗っ取り、さらに世の中を揺るがす謀略を企てます。

猶予は2日、軍資金などない彼らは、走って帰ります。

たった2日の道中ですが、大名行列を見せるため途中の村でアルバイトを雇ったり、足りない人数は人形でゴマ化したりと悪戦苦闘します。

棺桶に入った死人のフリをしたり、川を渡って流されたり、飛脚より早く走ったり、いくつも山を超えてようやく目指す湯長谷城に戻って来ました。

しかし、時すでに遅く、城の門の外では湯長谷藩の荷物が焼かれていました。

お取り潰しになってしまう、悲嘆にくれる面々です。
すでに公儀の奉行は帰った後で、そのあとに尾張柳生家が新しい藩主として入ってしまっていました。

すべては湯長谷藩に恨みを持つ老中松平信祝と、城と領地が欲しい尾張柳生家の企みでした。
湯長谷藩の藩主・内藤政篤を陥れるため、一揆がおこされました。

城の中に捕らえられている藩士たちが、明日打ち首にされるという知らせが一行のもとに届きました。

松平信祝がこれを見物するために、江戸からはるばる湯長谷まで来ることもわかります。
松平信祝は、それだけでなく日光東照宮に参詣に行っている将軍吉宗の暗殺も計画します。
将軍を亡き者にした後に、自分が将軍になるつもりです。

湯長谷城が内藤政篤たちの手で奪還されたことを知ると、
松平信祝は戦をしかけてきました。
総勢約1000人の兵を連れて湯長谷を目指して進軍して来ます。

それに引きかえ、湯長谷方は総兵力7人しかいません。
しかし、湯長谷武士の戦いぶりはすさまじく、柳生の兵は無駄な戦いを避けてさっさと尾張へ帰ってしまいます。

松平方と湯長谷方の大将同士のにらみ合いが続いているところへ、大岡越前と秋山平吾が駆け付けてきました。
松平信祝に「お前の陰謀はすでに露見している。大人しく縛につけ!」とい申し付けます。
しかし、松平信祝は聞き入れません。

そこに、伯父である老中首座の松平輝貞もやって来ました。
「甥とはいえ、もうかばい切れぬわ!」
と、松平信祝を捕らえます。

騒ぎを収めた内藤政篤らは国中をあげて壊された田畑の復興に全力を注いでいます。

捕らえられた松平信祝は島送りの刑になります。

こうして、物語は終わりとなります。

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