綾瀬はるか ドラマ「元彼の遺言状 」第１０話！
綾瀬はるかのドラマ「元彼の遺言状」第１０話です。
十ヶ浜強盗殺人事件の裁判員裁判が始まり、麗子は篠田の無実を証明するために意気込みます。
しかし高瀬が急に亡くなってしまい、しかも相手の検察官はエースの三瀬です。
証拠もずらっと揃っており、篠田は圧倒的に不利になっていました。
次々と住民たちが証言をし、ついに美月が証言台に立つことになえいます。
美月は外に出ていく篠田を目撃していないと証言します。
しかし麗子は引き下がらず、篠田が6年間透明人間として過ごしてきたことを告げます。
麗子は「誰かが嘘をついています。裁判とは真実を述べるべき場所です。でも諦めてはいけない。その真実には1人の人間の人生がかかっているから。田中守という人間の人生が」と熱弁します。
これを聞いた美月は心を動かされ、当時外で篠田を目撃したことを告白します。
そして麗子は、事件関係者を事件現場のレストランに集めます。
麗子はまず、高瀬が自殺だったことを打ち明けます。
ではなぜ高瀬が自殺しなければならなかったのか。
その理由は、6年前に小笠原を殺害した真犯人が高瀬だったからです。
小笠原は当時、土地を担保に金を貸して住民を支配。
そしてパーティーの席で、小笠原はその土地を売ってリゾートホテルを建設すると話しました。
これに怒った亀田旅館の亀田はナイフを持ち出し、パーティーの最中小笠原を殺害しようとします。
しかし高瀬が先に、小笠原をナイフで刺して殺害します。
この場面を、住民の多くが目撃していました。
住民にとって医師の高瀬は失ってはいけない存在でした。
そのため、身寄りのない篠田に住民全員で罪を着せたというのが真実でした。
それを聞いた麗子は、「必要ない人間なんていない。篠田は私にとって必要な人間です」と住民たちに怒りをぶつけます。
結局高瀬は罪に耐え切れなくなり自殺。
篠田は6年間透明人間となって生きてきたことを告げ、麗子はあとを警察に任せて去っていきました。
篠田は無罪判決を受け、富治も傍聴席にいます。
麗子は「栄治の遺言。借りは返しましたよ」と富治に伝えたのでした。
津々井は、麗子を自分の事務所へ復帰させるのを辞めると伝えます。
麗子は篠田をこのまま雇っても、初任給くらいしか出せないと話します。
2人はいつも通り喧嘩をしながら歩き、平穏な日常が戻ってきたのでした。
