今田美桜 ドラマ「花咲舞が黙ってない」第7話「殺人の動機は銀行!?欠陥と不正」!

今田美桜のドラマ「花咲舞が黙ってない」第7話「殺人の動機は銀行!?欠陥と不正」です。

花咲舞と相馬健は臨店先の四谷支店で、かつての同僚でローン担当者の仲下小夜子と再会します。
小夜子が海外で働くために近々退職すると聞き、舞と相馬は驚きながらも門出を祝福します。
臨店を終えて2人が本部に戻ると、芝崎太一から再び四谷支店に行って欲しいと声がかかります。

新宿で起こった無差別刺傷事件の犯人富樫研也が、四谷支店でローンを断られていたことが判明し、銀行の対応に不備がなかったかを内部調査する必要がありました。
舞は小夜子が担当だったのではと心配しますが、富樫のローン担当者は入社2年目の三宅翔太でした。
三宅は、対応に不備はなかったと語り、富樫のローン書類を見せます。
相馬が見た限りでも不備は見当たりませんでした。

その日の夜。
舞と相馬と小夜子は、花咲健の店「花さき」で飲むことになります。
そこで小夜子は三宅の富樫への接客態度が気になっていたと告白します。
親の介護で疲れ切っていた富樫の話を三宅が親身に聞いていれば、富樫は事件を起こさずに済んだのではないか、自分が三宅をちゃんと指導していればと小夜子は後悔の想いを語ります。

舞と相馬は、小夜子のせいではないし、銀行の対応に不備はなかったと励まします。

数日後、四谷支店にまたもや災難がふりかかります。
四谷支店の大口の取引先である舟町ガスが、業務用ガス機器の欠陥を隠蔽していたせいでガス爆発事故が発生します。
複数の飲食店が営業停止に追い込まれてしまいます。
小夜子の退職間際に起こった2つの大きな事件は、その後、思いもよらぬ形で繋がっていきます。

舟町ガスの不祥事は、銀行上層部にも大きなダメージを与えていました。
経営企画部長の紀本平八は、合併準備委員会の場で産業中央銀行側から融資判断の甘さを指摘されたと不機嫌そうに昇仙峡玲子に語ります。

その指摘をしたのは半沢直樹でした。
産業中央銀行は先日、舟町ガスの融資を全額回収済みでした。
一方の東京第一銀行は、150億の融資を実行したばかりだったことを受け紀本は、四谷支店が不祥事に気づけなかった理由を調査するように昇仙峡に言い渡します。

その影響は同型の機器を使用していた、健の店「花さき」にも波及し、臨時休業を強いられることになってしまいます。

臨店班の2人は、産業中央銀行が不正の情報を掴んでいたのではと仮説を立て、産業中央銀行四谷支店へ向かいます。
融資課長の小牧健次郎から話を聞くうちに、産業中央銀行に舟町ガスの不正を告発した業者が、東京第一銀行にも同じ告発をしていた事、そしてその業者が、新宿で事件を起こした富樫である事に気がつきます。

再び東京第一銀行四谷支店に戻った2人は三宅に、富樫のローンを断った際に舟町ガスの告発を受けただろうと問い詰めます。
三宅は、すぐに支店長の岩田康一に報告したが、岩田は告発を無視して融資を強行したのだと白状します。

しかし岩田は、報告など受けていないと、しらを切り三宅に罪を押し付けようとします。
そんな中、小夜子が証拠となる報告書を取り出します。
小夜子は、岩田の悪事を知って報告書を隠したものの、退職間際の自分が波風を立てて良いのか躊躇していました。

でもこのままではダメだと思い、証拠を出したと告白します。
そんな小夜子に岩田は「お前のせいで四谷支店は迷惑を被る」と激怒します。

すると舞は「この件で迷惑を被っているのは、舟町ガスの欠陥設備を押し付けられた罪もない人たちです」とお言葉を返します。
と、そこに昇仙峡が登場します。
手柄を褒められると思っていた舞に、「正義感を振りかざしていい気になるのも大概になさい」と冷たく告げられます。

後日、臨店班が許可なく産業中央銀行に出向き不祥事を暴いたと知った紀本は、「我々の使命を阻害する者は、たとえ行内の者であっても徹底的に排除しろ」と昇仙峡に言い放ちます。