堀北真希 ドラマ 妻と飛んだ特攻兵 が放送になりました。

2019年10月19日

堀北真希の話題です。

戦後70年ドラマスペシャル 『妻と飛んだ特攻兵』が放送になりました。
堀北真希の美しい映像がたっぷりのドラマでした。

戦争を描いたドラマですが、
ハイビジョンの映像ということで、
昔の戦争ドラマとはずいぶん印象が違います。

実話に基づいた究極の愛の物語だそうです。
ドラマの冒頭、堀北真希が清楚なドレス姿で登場し、
戦闘機に乗り込みます。

昭和20年6月、敗戦の影が濃くなった時代、
堀北真希扮する房子は日本から満州にやってきます。
もんぺ姿での登場です。

結婚式をあげて1週間しか一緒にいられなかった夫婦、
夫-山内節夫役を成宮寛貴、妻-房子役を堀北真希が演じます。

やっと満州に妻を呼び寄せることができた節夫です。

房子は満州に渡って1ヶ月になりますが、
内地との暮らしぶりの違いに驚きます。

日本は空襲が続き、食料もままならない状況です。
けれど、満州が平和だったのは8月8日まででした。

2年前、節夫と房子は出会います。
結婚を前提に紹介されますが、
節夫は、訓練後、そばにいられないことで結婚を躊躇します。

けれど、房子のほうから、覚悟を決めたと言われ、二人は結婚します。
そしてやっと満州で生活を始めることができます。

8月9日、満州にソ連が攻めてきます。
そして状況は一変します。
長崎に2つ目の原爆が落とされた日です。

節夫たちに攻撃命令が下ります。
出撃予定は15日、けれど搭載する爆弾がありません。
ソ連の主力は戦車、飛行機ごと突っ込んで止めるしかありません。

辞世の句を渡す節夫です。
泣き崩れる房子、それでも覚悟は決まっています。
そういう時代です。

関東軍撤退を知った中国人による
日本人への略奪も始まります。

避難民やけが人が飛行隊本部に大勢集まってきます。
房子も手伝いに本部に入ります。

8月14日になります。
将校の家族は南に行くことができますが、
房子はきっぱりと断ります。

民間人がソ連軍に殺戮されます。
ドラマは戦争の悲惨な現実を描いていきます。

朝、特攻に向かう夫を見送る房子です。
夫は、白いドレスを房子に残します。
前日手に入れたものです。
泣き崩れる房子が映ります。

15日、天皇陛下の玉音放送が流れます。
終戦の日です。
そして特攻命令は撤回されます。

家に戻る節夫を迎える房子、
ふたりでグレンミラーの音楽を聴きます。
抱き合い喜びます。

けれど満州での戦争は始まったばかりでした。
ソ連は戦争を継続します。
略奪、暴行を働きます。

節夫たちは、
ソ連軍をくい止めるため、
ソ連の戦車に特攻することを決めます。
房子たち日本人を守るために特攻に行く、
そう決意する節夫です。

特攻に行くことを聞いた房子は

房子は、40日間一緒にいられたことを感謝し、
あなたの手で殺してほしいとお願いします。

青森で初めて雪を見る回想シーンです。

そして、一緒に飛ぶことを決意する二人です。
「きみをもう一人にしたくない」
房子に告げる節夫です。

白いドレスを着て飛行機に向かう房子が映ります。
覚悟を決めた美しい笑顔です。

飛行機は飛び立ち、ソ連軍の戦車に特攻します。
空の上の一瞬の新婚旅行、満足した表情のふたりです。

命令違反ということで戦後ずっと隠されたきた事実のようです。

美しい堀北真希の映像が見られましたが、
そうこうしている間に山本耕史との結婚という
驚きのニュースが、飛び込んできました。
ということで、
奇しくも堀北真希、独身最後の作品となってしまいました。

堀北真希 2016年 カレンダー 壁掛け B2