北川景子 連続ドラマW 湊かなえ「落日」第2話!

北川景子 のドラマ 湊かなえ「落日」第2話です。

15年前に力輝斗の精神鑑定を行ったのは、明神谷教授ではなく部下の葛城でした。
葛城は力輝斗本人が虐待を否定したことを香に明かすが、力輝斗が死刑を強く望んでいたことから、「家族を憎んでいた」という供述は、本当の動機を隠すためだったのではないかと話します。

笹塚町の児童相談所から、当時の立石家を知る人物が見つかったという連絡が入ります。
真尋と香は笹塚町を訪れ、かつて立石家が住んでいたアパートの住人に会います。
住人によると、力輝斗はしょっちゅう父親に殴られてベランダに出されていたが、妹の沙良のほうは、毎日きれいな服を着せてもらい、ベランダで震えている兄を見て笑っていたといいます。

香は力輝斗が死刑を望む理由を直接会って聞きたいと思い、手紙を書いて弁護士に託します。
手紙は拘置所にいる力輝斗のもとに届きますが、手紙を読んだ力輝斗からは面会を断られてしまいます。

真尋はプロデューサーの佐々木から、凛子が代わりに映画の脚本を担当することになったと聞かされます。
凛子は真尋に、
「あなたが書く物語の主人公は全部同じ。憧れてるお姉さんの姿」と厳しい言葉を投げかけます。

真尋は凛子に勝ちたい一心でプロットを書き上げますが、香からは「もっと調べてから、焦らずに真実を映画にしたい」と言われてしまいます。

香が力輝斗の動機にこだわることが納得できず、どんな動機だったら人殺しを肯定できるのか、と反論する真尋です。

17年前、真尋の姉・千穂はピアノ教室からの帰り道に交通事故に遭い、亡くなっていました。

千穂をはねた車の運転手は真面目な人物で、会社での人望も厚く、警察も周りの人間も「赤信号で飛び出してきた」という彼の証言を信じたといいます。

真尋の両親はそんな相手に怒りをぶつけることができず、悲しむこともできず、千穂が生きているように振る舞い続けてきました。

運転手の人柄なんて知らなければよかった、と嘆く真尋に、香は「知らなければ前に進めない」とはなします。
そして「私、人を殺したの」と衝撃の告白をします。