長澤まさみ 映画 その時は彼によろしく

2024年2月12日

長澤まさみの映画「その時は彼によろしく」です。

2007年、長澤まさみが20歳のときの映画です。

それ以前の可愛さ一杯というイメージから、
大人の女性へと変わっていく、そんなことを感じさせてくれる映画でした。

映画は、長澤まさみが病院で昏睡状態に陥っている場面から始まります。

そして13年前の子供時代、
小さな湖畔の思い出の場面が写ります。

山田孝之が演じる遠山智史は
子供のときからの夢だった水草屋の店長になっています。
ある雪のちらつく夜に、その水草屋を一人の女性が訪ねてきます。

彼女は、この店で働かせてほしいと、話を切り出します。

給料はいらないからと強引に働くことになります。
なんとその女性は、トップモデルの森川鈴音でした。

水槽を見つめる表情がとても素敵です。

どうして彼女がこんな店にきたのか?
実は、彼女は幼き日の智史の親友・滝川花梨で、
雑誌に取り上げられた水草店を見つけて彼に会いにきたという設定です。

夢の中で、白いドレスを着て登場するのですが、
とても清楚で美しい姿でした。

彼女は、重い病気にかかっていて、
モデルをやめて会いにきたということがあきらかになります。
薬を飲まないと永遠の眠りに陥ってしまうという病気です。

まもなくして、
智史も彼女が幼な馴染みの滝川花梨というのに気付きます。

その後、二人は少しの間ですが、楽しいときを過ごします。
ただ、彼女の病気は日増しに重くなります。

もう一人の幼な馴染みで
画家をめざしている五十嵐佑司が登場します。

その恋人役で北川景子が出演しています。
デビューしたてですが今と変わらない雰囲気です。
その後あっというまにトップ女優になっていきます。

さて、花梨は、昔遊んだ湖畔の廃バスの場所に向かいます。
そこで、眠りに落ちます。

そして昏睡状態に陥り、病院で眠り続けます。
海辺の病院で眠り続ける花梨がとても美しく映ります。

それから時がたち、
最初のシーンと同じく、彼女が水草店を訪れます。

昔、医者として花梨の治療をしていた智史の父に死が訪れます。
その父が彼女を眠りの世界から連れ戻してくれた、
そう彼女は言います。
二人は抱き合い、愛を誓います。

ということで、
長澤まさみの美しさを堪能できる不思議な映画でした。