土屋太鳳 ドラマ 世にも奇妙な物語’22秋の特別編「元カレと三角関係」!

土屋太鳳のドラマ 世にも奇妙な物語’22秋の特別編「元カレと三角関係」です。

ミカは、彼氏のアキラのマンネリ化した態度に不安を感じていました。
ある日、玄関のドアをたたく音が部屋中に響きます。
2人は恐る恐る玄関を開けると、そこには小さなロボットの姿がありました。

突然現れたロボットにびっくりする2人をよそに、ロボットはミカの元カレのジュンだと名乗ります。

ジュンはバイクの事故に遭って、病院で死にかけており、遠隔操作しているといいます。
生死をさまよいましたが、今は順調で、ミカと喧嘩したままでは死ねないと思ったと言います。

あまりのことに困惑するミカですが、昔と変わらない優しい内面に徐々に引かれていきます。

ロボットは脳波だけで操作できるといいます。
ミカがどこの病院か尋ねますが、「ダメだ。カッコ悪い姿を見られたくねえんだ。」と断られます。

そして元気になるまでの時間をミカと過ごしたいとジュンは願います。

ミカは彼氏がいるといいますが、あまりに必死に願うジュンに迷ってしまいます。
いったん外に出て、2人で話し合います。
アキラは「ミカがしたいようにしたらいい」と認めます。

ジュンは「ヒャッホ~!サンキュー アキラ!」と感謝を伝えます。
こうしてミカとロボットの暮らしが始まります。

ジュンはミカが好きなミルクコーヒーを作ったり、ミカが好きなアジサイを買ってきたり、気遣ってくれます。

ミカは、ジュンとの高校時代の思い出の写真を見返して、感傷に浸ります。

ミカが食事の買い出しに一人で行きました。
アキラはお笑い番組を見ていましたが、ジュンがテレビを消します。

ジュンは、
なあ。 お前はミカのどこが好きなんだ?
ミカがお笑い、あまり好きじゃないの 知ってる?
意外と納豆チャーハンが好きだとか 知ってる?
好きな映画は?
好きなブランドは?
お前さ。ミカのこと喜ばせてやったりとかしてねえだろ?
立て続けに問い詰めます。

アキラは、
あのな、あいつは俺といるだけで幸せなんだからいいんだよ、と答えます。

ジュンは、
じゃあ お前じゃなくて服とかペットでいいじゃねえか。
お互い 大事にするから恋人なんじゃねえのか?

ジュンとアキラは喧嘩になり、アキラは出ていきます。
食材を買って戻って来たミカに、ジュンは、
「俺だったらミカにこんな思い、絶対させねえのに」 と言います。

アキラと違ってジュンは熱くて連絡も頻繁にするタイプでした。
ミカはジュンと付き合ってた時、寂しい思いとか不安な思いなんてしたことがありませんでした。

ミカは病院の名前をまた聞きますが、断固として教えてくれないジュンです。

その後、ジュンは結婚式を形だけでもしたいとミカに願い出ます。
アキラに話すとジュンのことをバカにします。
それを聞いてミカは怒ります。

アキラは「藤沢市、男性、バイク事故」でネット検索します。
するとネットニュースになっており、入院先も書いてありました。

病院では、ジュンは入院してないと言われますが、ロボットの件でやってきた怪しい男がいました。

アキラは男の持っていたカバンのマークとロボットのそれが一致していると気づきます。
後をつけていくと、ベッドにジュンが寝ていました。

頭に器具がつけられていました。
目を見開いたジュンが、アキラの方を向きます。

アキラは、ミカとロボットのジュンを2人の地元へ連れて行きます。
アキラはジュンの姿を見てきたこと、治っているのは嘘だとミカに明かします。

ミカは動揺してジュンに話そうとしますが、アキラは彼の願いを叶えてあげようと止めます。
海辺で、ミカとジュンは結婚式を挙ます。

そのころ、病院ではジュンが危篤状態に陥ります。

ジュンは、
ミカ、アキラ、ありがと
今日一日 最高だったな
アキラ… ミカをよろしくな
ミカ、俺は してやれなかったけど幸せになれよ
そう伝えます。

帰りの車内で、ジュンは話しかけても反応がありませんでした。
ミカは泣きます。
アキラはジュンが教えてくれた納豆チャーハンを作るといいます。

ミカはロボットを抱きかかえ
「ジュン、おやすみ、いい夢 見てね」
と声をかけます。