木村文乃 映画「体操しようよ」!

木村文乃の映画「体操しようよ」です。

妻と死別して18年、定年退職を機に娘から親離れ宣言を受けた父親が、慣れない家事や第二の人生に悪戦苦闘する姿を綴ったヒューマンコメディです。

38年間を無遅刻無欠勤で勤め上げた真面目一徹の道太郎。
妻と死別し、身の回りのことはひとり娘の弓子に任せっきりでしたが、弓子から今後自分のことは自分でやるように、と宣言されてしまいます。

慣れない主夫業と第二の人生に戸惑う道太郎は、ある朝、成り行きから地域のラジオ体操会に参加することになります。
そこで、会のマドンナ的存在であるのぞみに胸ときめかせます。

することのない道太郎が昼間ビールを飲んでいると、妹の喜久子が見合い写真を持って訪ねてきました。
そして喜久子から弓子に彼氏がいることを聞かされ動揺します。

その後、元上司の並木から電話があり、明日の朝、体操を一緒にやらないかと誘いがあります。
並木には、定年後の人生をもっと楽しめと励まされます。

その並木が突然倒れて亡くなりました。
葬儀で聞いたことは、並木は定年後、家族に見放され、一人暮らしをしていたと言います。
葬儀のあと、家に帰ると、弓子に家のことが何も出来ていない事をなじられてしまいます。

翌日、道太郎はのぞみが一人ベンチで泣いているのを見かけます。
のぞみは、喫茶店を経営していました。
道太郎はのぞみに誘われ、ラジオ体操に参加するようになります。

のぞみからラジオ体操の会の神田会長を紹介され、神田のやっている便利屋で働くことになります。
同僚には薫という住み込みの若者がいました。
薫は天体観測が趣味でした。

神田会長が足を骨折し、のぞみに代わりに会長をやってくれと頼みます。
道太郎は僕がフォローするとのぞみを励まします。

翌日からは道太郎が体操マニュアルを作り、ルールを決めますが、これに怒ったのが木島でした。
楽しく自由に体操したいのに、辞めると言いだします。
そしてほとんどのメンバーも帰ってしまいます。

翌日は3人しか来ません。
皆と一緒に体操をしたいと言うのぞみの言葉に、職場の薫や弓子まで呼び出します。
そこで、弓子の恋人が薫というのがわかります。

それを知った道太郎は、弓子と言い合いになってしまいます。
ふたりをなだめるのぞみです。

道太郎が落ち込んでいると神田会長がやって来て、のぞみの話をします。
のぞみは上社温泉のホテルに嫁いだものの、ホテルを火事にしてしまい、一人息子にもけがをさせ、離婚させられます。
そして、ここに流れてきました。

翌日、薫と弓子が車でやって来ました。
道太郎が運転してのぞみを乗せて4人で上社温泉ホテルに向います。
ホテルに着くと、のぞみの前に成長した息子が歩いてきました。
立派に成長した息子に謝るのぞみです。

のぞみを乗せ、帰路につくと車がオーバーヒートし、近くの旅館に泊まることになります。
翌朝、駐車場で道太郎とのぞみはラジオ体操をします。
帰ると、道太郎は体操のメンバー達に、絵を挿入した手紙を渡します。

翌朝、手紙を読んだメンバー全員が体操に戻ります。
終わったあと、薫が弓子にプロポーズし、家業の米屋を継ぐと言いだします。
弓子もOKし、披露宴はのぞみの店で盛大に行われました。
やがて二人は荷物をまとめて薫の実家に向かいます。

道太郎は、プロポーズするため、のぞみの店に行きますが、うまくいきません。
翌朝から道太郎は、いつも通りみんなとラジオ体操を続けます。

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