長澤まさみ 映画「群青 愛が沈んだ海の色」!

2019年1月20日

2009年公開の映画です。
撮影は2008年7月に沖縄県渡名喜島で行われました。
長澤まさみが21歳のときの映像です。

長澤まさみは沖縄を舞台とした映画に数多く出演しています。

1年ぶりに島に帰る大介(福士誠治)です。
島に残った涼子(長澤まさみ)はすっかり元気を無くし、生気も感じられません。
それほど悲しい出来事がありました。

さて、物語は20年前に遡ります。
グランドピアノを運ぶ車が島を通ります。
有名なピアニスト由起子(田中美里)が島に病気療養でやってきました。
そのピアノの調べに聴きほれる龍二(佐々木蔵之介)です。

ある日、龍二は彼女に魚を届けます。
どうやら一目ぼれしてしまったようです。

由起子の体のことを心配する龍二ですが、
「ほっといて」
由紀子にそう冷たく言われてしまいます。

大きな台風がきます。
台風の中、海に出た龍二を周りのみんなは心配します。
海から戻った龍二は、採ってきた珊瑚を彼女に渡します。
最初にピアノを弾いた日、
あなたは涙を流してくれた、ありがとう、こころを開く由紀子です。

何も無い島だけれど、東京よりもずっと贅沢、そう由紀子は呟きます。
やがて二人は恋に落ち、翌年小さな結婚式をあげます。

二人が出会ってから2度目の年、娘が生まれ、
その翌年、由紀子は亡くなります。

その子は涼子と名付けられます。
同じ年に、大介と一也が生まれます。

3人は幼馴染として一緒に成長していきます。

涼子もピアノが上手になっていきます。
幼馴染の二人は涼子のピアノに聞きほれます。
拍手する二人に喜ぶ涼子です。

やがて中学を卒業、大介と涼子は石垣の高校に通います。
一也は猟師の修行を続けることになります。

3人が一緒にいられるのももう少しの時間です。
涼子は看護士になりたい夢を語ります。
だから最後の春、大事にしないといけないの、
そう2人に話します。

島で美しく成長した涼子です。
お母さんの黄色いワンピースで龍二と出かけます。
龍二は大人びた涼子にはっとします。

来週には私たちは島からいなくなるのに、
なにも言わない一也が気がかりな涼子です。

突然、一也は島の歌を歌います。
お前が欲しいという、島に伝わる恋の歌です。

その夜、涼子の部屋を訪ねる一也です。
涼子は、気持ちを言ってくれてうれしかった、
一也を抱きとめます。

こうなることをずっと前から知っていた、
そう涼子は言います。

涼子も一也のことを想っていたことを伝えます。
大人の雰囲気を漂わせたとても美しい涼子です。

どうしようかな?うみんちゅの妻もいいかな!
一也の求愛を受け入れます。

さて、一也は龍二のところに、涼子と結婚させてほしい、
と言いに行きます。
まだ早い、けんもほろろの龍二です。

一也は珊瑚をとってくると涼子に話します。
素潜りでは俺のほうが龍二さんより上、
宝の珊瑚をとってきて認めてもらう。

涼子は無謀な一也のことが心配でしかたがありません。
そんななか、一也は海で命を落としてしまいます。
一也の死体を見て、泣き崩れる涼子です。

その日から涼子の時間は止まってしまいました。
昼は離れの部屋にこもりっきり、
夜は浜辺にすわって海を見ている生活です。

そんなとき大介が島に戻ってきます。
島で焼き物をやるためです。

精神的に追い込まれた涼子、
石垣の病院に運ばれ、
退院した今も薬を飲んでいます。

自分のせいで一也は死んでしまった、
そのこころの傷は癒えません。
ピアノを弾く涼子ですが、ピアノの鍵が切られ、音がでません。

大音量で島のみんなに迷惑にならないように龍二が切ってしまいました。
それほど精神を病んでしまった涼子ですが、
救いはくるのでしょうか。

龍二は由紀子の残したレコードを聞きます。
病気のせいで、涼子が小さいのにもう育てられない、
涙ながらに謝っていた由紀子のことを思い出します。

暗い中、ピアノにむかう涼子を見つめる大介です。
焼き物に取り組む大介ですが、涼子にも勧めます、
涼子が焼いた焼き物に花を飾り、一也の家に届けます。
一也の部屋には明るかったころの涼子の写真が飾ってありました。

涼子の力になるために戻ってきた、
なんでも言って、そう伝える大介です。
だったら一也を連れてきて、無理を言う涼子です。
衰弱して横たわる涼子はとても美しく、神々しささえ感じます。

大介は、涼子を抱きしめます。
もう少しだけいっしょにいてほしい、涼子が囁きます。
思い悩む大介、病気なのを知っていて抱こうとした、
そういうことを考えている自分に嫌悪する大介です。

思い詰めた大介は、いつかの一也と同じく珊瑚を取りに海に潜ります。
大介は海から戻りません。
夜通し捜索する島のみんなです。

海では大介が見つかります。
人工呼吸を続ける龍二です。

死の淵をさまよいながら一也が大介の前に現れます。
大介は、自分も珊瑚を見つけた、でも取ってこなかった、
そう言います。

さよなら一也、けじめをつけた大介です。
そして息を吹き返します。

涼子は母の残した楽譜を見つけます。
RYOKOと記された曲です。
子供のころの楽しい思い出がよみがえります。
我に帰る涼子です。

お母さんが来てくれてピアノを弾いてくれた、
そう龍二に伝えます。

大介も海で、
一也に会ったことを話します。

一也が涼子に自分を責めるな、
そう言っていたと伝えます。

それを聞いて空を見上げる涼子です。

普段の明るさを封印したうつろな表情の長澤まさみですが、
それはそれではかない、美しさを表現していました。

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