長澤まさみ 映画 曲がれスプーン!

2024年2月13日

2009年、長澤まさみ22歳のときの映画「曲がれスプーン」です。

TV局に勤める桜井米(よね)(長澤まさみ)は駆け出しのアシスタントディレクターです。
超常現象バラエティ『あすなろサイキック』を担当しています。

小さい時から超能力に興味のあった彼女は、いまだにスプーン曲げを信じています。

トイレで熟睡のよねですが、スプーン曲げの夢を見ています。
仕事中に大胆ですが、素敵な寝顔です。

番組本番になります。
今回は透視がテーマです。
なにやらインチキくさい雰囲気です。

ある日、番組ディレクターから、全国視聴者からの手紙を渡されます。
ひやかしも含まれているだろうが、
本物もあるはず、ネタがとれるまで帰るな、
そう言い聞かされて超常現象取材に出かけます。

よねは大きな荷物を抱えて、地方の街に降り立ちます。

まずは、寺島進演じるへっちゃら男。
本人が飼う毒蜘蛛に刺されてもへっちゃらというびっくり人間で、
『あすなろサイキック』に応募してきました。

いきなりよねの前で脱ぎだします。
困惑するよねの表情です。
毒蜘蛛に刺されて、救急車で病院に運ばれます。

とてもへっちゃらではありません。
行った先のほとんどがイカサマでした。

『カフェ de 念力』という喫茶店に本物の超能力者が集まって
パーティーが開かれています。
心を読むテレパシー、念力、透視、テレポーテーションなどです。
自販機であたりを出したりというようなしょうもないことに能力を使っています。

今年は期待の新人がくる、店のマスターが言います。

店に神田という男がやってきますが、その新人と勘違いをされます。
神田は『あすなろサイキック』に応募してきたびっくり人間でした。

細男ということでスキマを抜けるという能力をアピールしていましたが、超能力でもなんでもありません。

自分たちのことがばれてしまうことを心配する小心者のエスパーたち、マスコミを極度に警戒しています。

神田はよねとこの店で待ち合わせをしていました。
よねが店にに辿りつきます。

『あすなろサイキック』の取材を始めます。
細男の取材をするよねですが、エスパーたちが邪魔をします。
カメラを廻すと顔を隠すメンバたちです。

神田を撮影しますが、ただ、細いところを抜けるだけの技であきれます。
記念のボールペンを渡して帰ろうとします。

ところが透視メンバがでよねの名刺入れに毒蜘蛛がいることを感知してしまいます。
どうやって毒蜘蛛を殺すか、相談する面々です。
テレポーテーションメンバがトライしますが失敗します。

毒蜘蛛の入っているよねの上着を脱がせるようとエレキネシスでエアコンの温度をあげます。
ケーキが念力でよねにぶつかります。

染みになるので早く脱いで、むりやり上着を脱がせます。

ところが、上着に入っていた名詞入れには毒蜘蛛はいませんでした。
蜘蛛でなく名詞の模様の勘違いです。

TVでは『あすなろサイキック』が放送されています。
よねはインチキだらけのいい加減な番組に悲しくなります。
テレパシー男がよねと握手をし心を読みます。

複雑なよねの心を知り、みんなにそれを伝えます。
超常現象を信じていたい彼女の本心です。
よねに協力してあげよう、みんなの意見がまとまりました。

夜道をひとりさびしく歩くよねです。
駅で電車を待つよねに、見てほしいものがあると連れ戻します。

すると、店の外をサンタクロースが飛んでます。
スクープだよ、店のみんながよねに言います。
よねは、カメラを持って追いかけ撮影します。

みなさんってひょっとして、気付きだすよねです。
最後にテレパシー男と再度握手します。
大丈夫です、だれにも言いませんから。
テレパシーを逆利用して、よねはそう伝えます。

秘密裏にエスパーたちは活躍をしている。
その存在を知って満足するよねでした。
帰りに駅で電車を待つよねは、UFOを発見しカメラにおさめます。

なんともよくわからない映画でしたが、長澤まさみのコメディアンヌぶりが発揮された楽しい映画でした。

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