佐々木希 舞台 ブロッケンの妖怪 公演2日目に観劇!

2019年10月19日

佐々木希の話題です。

佐々木希の初舞台「ブロッケンの妖怪」です。
公演2日目の観劇です。

竹中直人と生瀬勝久の主催する舞台、脚本は倉持裕です。

劇場は、北千住駅前にある1010(せんじゅ)劇場、
マルイの中の劇場ということで、マルイのロゴにもかけています。

劇場の中の様子です。
最近では珍しく、多くの花が飾ってあります。

竹中直人あてには多くの花束が届けられています。
深田恭子、竹内結子、安達祐美、ベッキー、原田知世、
など花束が並び、華やかな雰囲気です。

佐々木希あての花束は、
事務所関係が多いですが、
イモトアヤコ、木下優樹菜などが飾られています。

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3人の出演している様子です。
佐々木希は青い柄のワンピース姿です。
ハイヒールを履いていることもあり、男性陣よりもずいぶん背の高い印象です。
スタイルがよいのがわかります。

公演2日目の舞台ということで、
セリフの間違いなど、楽しいシーンもありました。

竹中直人は、絵本作家の牛越を演じます。
生瀬勝久は、30年来の付き合いの担当編集者の黒柳役です。

牛越たちは、絵本の創作活動のため、
湖の中に建てられた別荘にやってきます。
牛越の恋人も一緒です。

その別荘では、ブロッケン現象が見られるということで、
楽しみにやって来る一行です。

ブロッケン現象とは、
太陽を背に立った時、
霧や雲に映った自身の影の周囲に虹色の光の輪が現れる現象です。

佐々木希は、館の娘、小真代(さまよ)を演じます。
二つの性格を演じる難しい役です。
その母親、日ノ原家の女主人、虹子を関根恵子が演じます。
上品さが漂います。
虹子は4年前に夫を亡くしています。

牛越はまったくやる気がありません。
そこをなんとか、黒柳が仕事をさせようとします。

実際、霧が出てきました。
ブロッケン現象らしきものが出現します。
遠くに館の影が見えます。

館の女主人が登場し、
1週間で帰ってほしい、念を押されます。

館の娘、小真代も現れますが、
館の使用人に嫌われている様子です。
このあと、気の強い小真代にみんなが翻弄されていきます。

牛越たちの帰る日になりましたが、
牛越と、小真代が行方不明になります。
必死に探しますが見つかりません。
牛越は小真代の部屋に隠れていたことがわかります。

小真代は、太い帯のついた白いドレスで登場します。
牛越と小真代は抱き合います。

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4年に一度、あちらの世界とこちらの世界が一緒になる、
そんなパラレルワールドを舞台にしています。

あちらの日ノ原家とこちらの日ノ原家が4年に1度、
出会い、交流をする。
そんな信じられない話が語られます。

嵐の夜、館が近づいてきます。
丁度、4年に1度の日です。

あちらの面々、こちらの面々が入れ替わります。
館のなかも階段や扉の位置が瞬時に変わります。

そして、やさしい雰囲気の小真代が現れます。
4年前にあちらの世界に置き去りにされたことがわかります。
あちらの世界の日ノ原家は没落し、
接客で生計を立てていました。

夫を亡くした虹子が、
あちらの世界の夫を連れて帰ろうとしたことから、
一家の悲劇は始まりました。

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あちらの世界では、牛越と黒柳の関係もまったく変わっていました。
不良の黒柳、仕事好きの牛越、真逆の存在です。

小真代を連れて、
こちらの世界に戻った面々、

小真代は、
真っ赤な美しいドレス姿です。

牛越は仕事への意欲を取り戻します。
黒柳の時計も変わっています。
入れ替わってしまったのでないか、
謎を残して舞台は終わりとなります。

佐々木希は、
二つの性格の難しい役をしっかりと演じていました。

セリフもよく通り、
とても初めての舞台とは思えない様子、
華のある女優です。

佐々木希が表紙に登場しています。

with(ウィズ) 2015年 12 月号